現代の動物

ちょっと仕事で山梨の北杜市まで行ってまいりました。

午前中の打ち合わせだけで終わったので(本来は休日だったし)、

帰りのバスの時間まで近くの公園にぶらりと立ち寄り。

休日に仕事があったらあったで、何かしら収穫を求めるのが身上です。

 

 

 

 

 

 

公園名はオオムラサキ自然公園

その名の通り、日本の国蝶であるオオムラサキの展示・研究をしている施設があり

巨大なケージの中で放し飼いにされているのが見られます。

 

施設入口(右)からして、オオムラサキが大きな売りであることがよくわかります。

公園自体は無料ですが、この施設は入館料がかかりますので予め留意しておきましょう。

 

 

 

 

 

中には、山梨圏内の自然を再現したジオラマが。

似たようなのが宮ヶ瀬湖畔のビジターセンターにもありましたね。

 

 

 

 

 

奥に見える温室が、オオムラサキを放し飼いにしているスペースです。

施設入館料さえ払えばこちらも自由に入ることができます。

入口のドアは北海道の民家のごとく2重ドアになっており、

貴重な蝶を外に出さないようにしっかりと管理されています。

(ちなみに北海道の民家のドアが2重なのは熱を逃がさないためです)

 

 

 

 

 

ケージの中はこんな感じ。

天井は高く、中高木を植栽してもスペースに余裕があります。

限りなく自然の雑木林に近い環境を整えており、

本来のオオムラサキの生息スポットを再現しています。

 

ズーラシアなどの最近の動物園でも、こうした傾向は見られますね。

 

 

 

 

 

 

肝心のオオムラサキですが、温室に入ればすぐに見つかります。

意図して目を伏せたりでもしない限り、嫌でも見つかるレベルで多数暮らしています。

写真のように樹液に飛来することが多く、とまっているシーンを撮るのも簡単。

青紫色の方がオス(左写真)で、黒色なのはメス。

多少個体差はありますが、ミドリシジミなんかと同じくオスの方が美しく人気です。

 

ちなみに、あくまで彼らは放し飼いにされているだけですので

本ブログでこれを「新顔」として登録することはまだできません(汗)。

(登録できるのは野生の生きものだけです)

写真は撮りまくりましたが、あくまで参考ということで

新顔登録は野生の個体を撮るまで待つことにしました。この時は。

 

 

 

 

 

施設を出て公園を散策。

こうした自然度の高い池も見られ、トンボやカエルなどが観察できます。

横浜自然観察の森なんかと似ていますが、

山梨だけにあちらと比べても生きものの数・種類共に非常に多く、

ここでずっと張り込みしていても飽きが来ないほどです。

(この日はあまり時間がなく、1時間程度で撤収してしまいましたが)

 

 

 

 

 

 

池周辺で見かけた、トウキョウダルマガエル(左)とハグロトンボ(右)。

かなりの数が確認できました。ほか、チョウトンボなんかにも遭遇しています。

 

 

 

 

 

ダルマガエルの別個体をクローズアップ。

池の畔にわんさかと隠れています。1歩歩けば1匹跳ぶレベル。

これに限らず、カエルは「いる」ところには多数あふれています。

 

 

 

 

池には水生昆虫も暮らしているらしく、

落ち葉の積もった水底で「何か」が動くのを確認しました。

が、池は立入を禁止している上に網の類は持っていないため

水底の昆虫を木道から撮るのはほぼ不可能。

そういうわけで、辛うじて撮れたのは水面近くまで来ていたこのマツモムシだけでした(汗)。

 

 

 

 

 

これはモノサシトンボ。色からするとメスでしょうか?

クロイトトンボが多かったのですが、本種も結構見られました。

 

 

 

 

 

このような谷戸環境もあります。ちゃんと米も育てている模様。

ただ、この頃はやたらと雨が少なかったため、田んぼも日上がり気味でした。

水路にもほとんど水がなく、気温も高いなどなかなか苛酷な環境。

そのためか、トンボにしてもカエルにしても木陰の小川周辺に固まっていました。

 

 

 

 

 

谷戸周辺に多く見られたマユタテアカネ

アキアカネなんかよりも一回り小型です。

 

 

 

 

 

枯れた水路に、トウキョウダルマガエルが1匹。

干からびて死にそう……というわけではないようで、

この後大きくジャンプして草むらに逃げていきました。

(もしかしたら日光浴中だったのかもしれません)

 

 

 

 

 

公園内にはこんなものもありました。

記念碑というわけではなく、どうやら昆虫のお墓の模様。

死んだオオムラサキなんかもここに埋められて供養されているのでしょうか?

 

最後まで大事に育てられ、保全されているオオムラサキ。

野生個体はめっきり数が減ってしまっているようですが、

いつかどこかで撮りたいですね。堂々と新顔登録したいものです。

 

 

 

 

 

帰り際、最寄の日野春駅にて。

駅舎にツバメの巣がいくつか見られました。

巣の中に複数のヒナも見られますが、ふと足元に目を向けてみると……↓

 

 

 

 

 

なんと、ヒナが1羽地面に落っこちていました。

こういう時、近くに親鳥がいる可能性があるため、

変に人が手を出さないように気をつけなくてはいけません。

(そういう注意喚起をするポスターをよく見かけます)

 

まだ飛べないらしく、ジーッとこちらを見ていたツバメのヒナ。

なんとなく後ろ髪をひかれる思いがしましたが、(本数の少ない)電車がもう来ていたため

泣く泣くその場を後にしました。あの後、無事助かっていればいいのですが……。

 

 

 

【7/22 日野春駅~オオムラサキ公園で撮影した生きもの】

鳥類・・・ツバメ、ヒヨドリ

昆虫類・・・アカスジカメムシ、アカハナカミキリ、アキアカネ、アジアイトトンボ、イチモンジセセリ、キタテハ、クマバチ、クロアゲハ、クロイトトンボ、コアオハナムグリ、コミスジ、ショウジョウトンボ、セイヨウミツバチ、チョウトンボ、ハグロトンボ、ニイニイゼミ、ニホンミツバチ、ノシメトンボ、ヒメギス、マツモムシ、マユタテアカネ、モノサシトンボ、モンシロチョウ、ヤマトシジミ

その他・・・トウキョウダルマガエル、ニホンカナヘビ

 

※時間の都合上、今回ポケモンは起動していません。

Read More
Top