これもひとつの“里山ガーデン”か?(舞岡公園)

珍しく14時くらいまで用事があって動けなかったのですが、

せっかく雨が上がった土曜日、どこにも出かけないというのも空しいので

アクセスしやすく帰るのも簡単な舞岡公園に久々に行ってきました。

公園と隣接する「舞岡ふるさと村」は先日終わった都市緑化フェアのサブ会場でしたが

実は私、会期中は一度も舞岡には行けていません。

サブ会場とはいっても別段変わったことをしていたわけではなく

メイン会場を時期ごとに回るだけで精一杯だった……というのが理由です。

 

上は、お馴染みの舞岡駅から公園に続く小川沿いの道。

ギボウシが多数植栽されています。所々アジサイも見られ、結構華やかです。

 

 

 

 

 

 

公園までのルートで遭遇した、カマキリの幼虫(左)とツユムシ(右)。

このルートは前半が田畑、後半は森が隣接しているため

こうした昆虫は随所で見られます。川原の下草やアジサイの葉の上などは要チェック。

 

 

 

 

 

雨乞いをしているように見えなくもない。やめてくれ。

(この角度だとわかりにくいかもしれませんがアマガエルです)

 

 

 

 

 

この日もカノコガが現れました。交尾中です。

他のチョウやガと同じく、互いに違う方向を見て尾部を接着させます。

 

 

 

 

 

舞岡公園内の園路。オカトラノオの群生が見られます。

散策を始める前までは私もなかなか気づかなかったのですが

シーズンさえ外さなければ、この手の里山系の公園では比較的よく見られる山野草です。

ここにあるものは、位置的に恐らくは自生種でしょう。

 

ちなみにこの花はサクラソウ科。ただし本家のサクラソウは数が激減しており、

関東圏で自生のものを見られる機会は非常に少なくなっています。

(一応、秋ヶ瀬公園の近くに有名な自生地があり、保全されています)

 

 

 

 

 

ちなみに花穂の大きさはこんなもんです。

7月中旬にもなると枯れ始めますので、見に行くのならお早めに。

 

 

 

 

 

一方、田んぼ沿いの園路にも花の姿が。

右側に黄色い花が群落を作っているのがわかりますか?

 

 

 

 

 

2年ほど前に1度紹介したことがありますが、これはクサレダマという植物。

野獣のごとくくさそうな名前ですが無味無臭ですし、至って普通の(?)きれいな花。

ちなみにこれもサクラソウ科だったりします。

確かに、一つひとつの花の形や穂の造りなんかは似ているかもしれませんね。

 

ここでは決して珍しいものではなく、植栽されているものもありそうですが

一部では野っ原に生える明らかに自生としか思えない個体もありました。

舞岡公園は、夏場ならこのようにオカトラノオとクサレダマが、

秋ならヒヨドリバナやホトトギスなどがそれぞれ群落で見られます。

特に、オカトラノオとヒヨドリバナは昆虫に好まれやすく、頻繁にチョウが飛来するため

そちらが目当てであればお花畑周辺で張り込みするのもいいかもしれません。

 

人によっては、これこそまさに本物の里山ガーデンなのでは?と思うかもしれません。

本家のフェア期間中に見られた里山ガーデン(の大花壇)は、

ご存知の通り山野草ではなく園芸種が主体。

あくまで里山にあるガーデンなのであり、里山の植物で庭を作ったわけではありませんでした。

これに対し、恐らくは批判的な目で見る方もいるのではないか?と私は考えております。

いわゆる、在来の植物以外は認められない極端なタイプですね。

 

しかし、大花壇が今回のフェアのようなスタイルになったこと自体は

私に言わせれば仕方ない……というか至極当然の流れだったと考えています。

フェアの会期である3月末~6月頭に、あそこまで群落を作って咲く在来の山野草は

横浜の里山にはまず存在しません。しかも、会期中ずっと花期を維持するなんて絶対不可能。

つまり、自生種ではあんな規模の大きい花壇はそもそも作れないのです。

 

「自然を勉強する場」ではなく、里山ガーデンの大花壇はあくまで「花を楽しむ場」でしたから

見て一発で興味を惹かれるようなインパクトと美しさがなければ、

どれだけ自生種の比率が高くてもアウトなのです。

オカトラノオ、クサレダマ、ギボウシなんかは確かにそれなりの群落を作りますが

所詮は「それなり」止まりで色・形のバリエーションも乏しく、

何よりフェア期間中に咲かないので論外でしょう。

 

ちなみに、大花壇のように主役にならなかったというだけで

里山ガーデンには結構な数の山野草が生えていました。

本ブログでもランやイカリソウ、ヒメシャガなどを紹介していますね。

なお、舞岡公園の小谷戸の里には規模こそ小さいものの

山野草を多く使ってちょっとしたお花畑を作っているゾーンがあります。

そういう場所が里山ガーデンにあってもよかったかも?とは思いますね。

里山ガーデンは今年秋、大花壇がリニューアルされて再開園されます。

今後どのように発展していくのか?しっかりと見守っていきたいものです。

 

 

 

 

 

その小谷戸の里の前の看板にて。

里山公園らしく、地元の子供たちをうまく巻き込んで自然体験・農業体験の場として

活用されているようです。同様の試みは茅ヶ崎里山公園、寺家ふるさと村なんかでも見られます。

 

でもゴメンね、これだけは言わせて。

それウシガエルちゃう。ヒキガエルの絵や。

……貼る前に先生ちゃんとチェックしてやれよ、と思いましたが

場合によっては先生自身が知らない可能性もあるんですよね。

 

 

 

 

 

何てことはないキタキチョウの写真ですが、

至近距離でジーッとしていたので思い切り接写してみました。

雲が出ていて光が少なかったため、フラッシュ使用です。

 

 

 

 

 

帰りがけ、アレチウリの上でジッとしているヤブキリに遭遇。

警戒心が強いので迂闊に正面に回り込めば逃げられてしまうことが多いのですが、

この日は雨上がりだったからか妙に動きが鈍かったですね。

そういうわけで、正面に回り込んで見ました。↓

 

 

 

 

 

他の昆虫を食い千切る強力な顎……を持っているはずですが

この角度だとちょっとわかりにくいですかね(汗)。

カマキリやハンミョウなんかの純肉食性昆虫に比べると、表情はやや柔和でしょうか?

 

 

 

 

 

帰り際、壁に張り付くヤモリの姿が。

公園そのものではあまり見かけません。

どうしても探したい方は、住宅街のブロック塀や住居の壁面を夜間にチェックしてみましょう。

(GKBRが出る可能性もありますので、その点は要注意)

 

 

 

【7/1 舞岡公園で撮影した生きもの】

鳥類・・・カルガモ、ツバメ

昆虫類・・・オオシオカラトンボ、カタジロゴマフカミキリ、カノコガ、カマキリの幼虫、キタキチョウ、コチャバネセセリ、タンザワフキバッタ、ツユムシ、マメコガネ、モンシロチョウ、ヤブキリ、ヤマトシジミ、ルリシジミ

その他・・・ニホンアマガエル、ニホンヤモリ

 

 

【7/1 舞岡公園で捕獲したポケモン】

イーブイ・・・1

イトマル・・・1

ウソッキー・・・1

クラブ・・・1

ケーシィ・・・1

コイキング・・・1

コダック・・・1

コンパン・・・1

ドードリオ・・・1

トランセル・・・1

ニドラン♂・・・2

ネイティ・・・4

ハネッコ・・・1

ポッポ・・・1

マリル・・・2

 

≪総括≫

撮影時間自体が約2時間弱しかなく、雨上がりで足元が悪かったこともあって

あまり悠長にポケモンしているわけにいかず、実質起動させていた時間は約30分強です。

ネイティが多かったのは、巣になっていたからでしょうか?

舞岡公園は横浜自然観察の森などと違い、常時何かしらの巣に指定されているため、

ストップを効率よく周れるのであれば結構狩りにも使えたりします。

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