八幡で「農民の父」しのぶ 可児義雄の碑の建立記念祭(中日新聞・2017/10/6)

八幡で「農民の父」しのぶ 可児義雄の碑の建立記念祭(中日新聞・2017/10/6)


労農運動家で「農民の父」と呼ばれた可児義雄(一八九四~一九三五年、本名吉雄)の顕彰碑がある郡上市八幡町那比の福常寺で十日、市民有志らの会が碑の建立記念祭を開き、功績をしのんだ。

義雄は郡上出身で、秋田県で起こった小坂鉱山煙害問題に対する運動など各地の労働争議を指導。市民有志でつくる顕彰会が二〇〇五年に福常寺に顕彰碑を建立した。

記念祭には二十人が参加し、田口昭司会長(79)ら五人が「可児義雄 義民伝の段」と題して、労働運動にささげた義雄の生涯を歌舞伎のせりふをアレンジして紹介。

義雄が作った小坂鉱山煙害運動歌を全員で合唱して、活躍をたたえた。

田口会長は「秋田では農民のために闘った義雄が多くの人に尊敬されている。こうした歴史を伝えていきたい」と話していた。

顕彰会のメンバーらは今月下旬、秋田県内に三つある義雄の墓碑などを巡る。


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