終生の友 八一と麻青の交流紹介 新潟で「芝蘭の交わり展」(新潟民報・2017/7/12)

終生の友 八一と麻青の交流紹介 新潟で「芝蘭の交わり展」(新潟民報・2017/7/12)


五泉市出身の歌人で国文学者だった式場麻青(しきばませい)と会津八一の深いつながりを紹介する「芝蘭(しらん)の交わり 八一と麻青の書画」が11日、新潟市中央区の会津八一記念館で始まった。
2人が贈り合った書作品など計72点が展示され、来場者は興味深そうに見つめていた。

旧制新潟中学の俳句同好会で知り合った麻青と八一は終生の友として互いに影響を与え合い、新潟の文芸活動にも尽力した。

会場には、2人が関心を持っていた良寛や万葉集、新潟を詠んだ俳句などを題材にした書や原稿が並ぶ。
夏目漱石や斎藤茂吉らが麻青に宛てたはがきもある。

麻青の娘で、五泉市の版画家式場庶謳子(しきばしょおうこ)さん(90)は「文学に熱心に取り組んできた父の業績を、多くの人に知ってもらいたい」と語った。

町内会の仲間と会場を訪れた新潟市中央区の団体職員大滝裕司さん(59)は「作品から、八一と麻青が互いに競いつつも、信頼し合う関係が見えてきた」と話した。

9月24日まで。
関連の文芸講演会を7月14日午後2時、新潟市中央区の新潟日報メディアシップ内日報ホールで開く。
聴講料500円で申し込みが必要。会津八一記念館、025(282)7612。

野の人会津八一
工藤 美代子
新潮社
2000-07


Top