2017年ノーベル物理学賞が重力波検出の功績に授与 – ニュース

ブラックホール合体で放出された重力波のイメージ。
ブラックホール合体で放出された重力波のイメージ。

2017年10月3日、ノーベル物理学賞の受賞者が発表されました。受賞したのは、LIGO/VIRGO Collaborationのレイナー・ワイス(Rainer Weiss)さん、バリー・バリッシュ(Barry C. Barish)さん、キップ・ソーン(Kip S. Thorne)さんの3人で、2016年に発表された重力波を直接検出したという業績がたたえられたものです。業績からノーベル賞受賞までこれほど短期間なのは例外的なことです。

国立天文台では、重力波プロジェクト推進室を通じて、大型低温重力波望遠鏡KAGRAの研究開発・建設に携わっています。

重力波プロジェクト推進室長であり、フランスCNRS/LAPPにてVirgo重力波実験に携わるラファエレ・フラミニオ(Raffaele Flaminio)特任教授のコメント:
3人の受賞者の基礎的貢献はもちろんですが、今回の受賞は、この成果を得るために3世代にわたる世界中の科学者が尽くしてきた努力がたたえられたものと言えます。検出からこれほど早くノーベル賞が授与されるのはたいへんまれなことです。今回の選出によって、ノーベル賞委員会は、この発見が天文学や基礎物理学に与えた影響の大きさについても評価したのです。

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