エリザベス女王杯 最終追いきり

 エリザベス女王杯で念願のG1制覇を狙う

スマートレイアー(牝7、大久保)が8日、栗東坂路で追われ、

馬なりのままテンザワールド(3歳1600万)に半馬身先着。

見るからに動きは素軽く、好調をアピールした。

 主戦の武豊騎手は

「とても状態が良かった前走は期待通りのレースをしてくれた。

年齢を重ねるにつれて落ち着きが出て、折り合い面でも進境がある。

G1をいつ勝ってもおかしくない力があるし、なんとか勝たせてあげたい」

と力が入る。

 

 

 秋華賞馬ディアドラ(牝3、橋田)は

坂路で4ハロン54秒0-12秒2と末脚を伸ばした。

 橋田師は

「しまいだけ強めの指示で、その通り。

非常にタフな馬で消耗が少ない。至極順調」と目を細めた。

古馬とは初対戦。

「相手が強くなるけど普通の馬より長く脚を使えるのが持ち味。

良さを引き出せれば」と末脚に期待する。

 

 

 7歳馬ウキヨノカゼ(牝、菊沢)は美浦坂路で併せ馬を行った。

ロードコメット(古馬500万)を2馬身追走し、併入。

4ハロン52秒3-13秒8でまとめた。

ラストに時計を要したのは僚馬に合わせたためで、

自身は軽快な登坂を披露した。

 菊沢師は「動きはよかった。掛かる感じもなくなっているね。

しまいを生かす競馬をする馬なので、最後に脚が残っているかどうか」

と末脚勝負をイメージする。

 

 

 ヴィブロス(牝4、友道)は栗東坂路で調整、

機敏な動きで4ハロン52秒0の時計を楽に出した。

 ルメール騎手は

「筋肉が大きくなった。日曜にはトップコンディションになるかも。

大きなチャンスがある」と力を込めていた。

 

 

 重賞4勝馬ルージュバック(牝5、大竹)は

美浦ウッドで3頭併せを消化した。

ゴージャスガール(古馬500万)、

メゾンリー(古馬500万)の僚馬2頭相手に最先着を果たした。

 前走のオールカマー優勝後には短期放牧を挟み、引き続き好調を維持。

世界の名手ムーア騎手を鞍上に迎え、万全の態勢でレースに向かう。

大竹師は「反応のスピードを確認したかった。

反応、動きはイメージ以上に速かった。

ここまでやってきたことが馬の状態に反映されている。

いい状態で送り出せる」と初のG1制覇を狙う。

 

 

 クインズミラーグロ(牝5、和田道)はポリトラックで追われた。

ラスト1ハロンだけ強めに追われ、軽快に駆け抜けた。

 和田道師は

「相変わらず良かったですよ。去年の暮れから力をつけている。

成長ぶりを発揮できたらと思います」と話した。

前走はスタートが良かったことが災いして引っ掛かり、参考外。

「流れに乗れればチャンスがある」と師。

70歳のため来年2月で定年となるが

「自然体でいかなくちゃいけない」と、気負いなくレースに送り出す。

 

(日刊スポーツ)

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