奈良町資料館の紹介

今日は奈良町にある奈良町資料館の紹介です。

奈良町と言う行政区は無いのですが、元興寺の

旧境内辺りを昔から奈良町と呼んでいました。

明治40年に、奈良町で蚊帳を製造する南蚊帳

として創業。 先代が蚊帳の行商販売で日本の

各地に残された、ふるい街並や文化財を見聞し、

保存の大切さを痛感します。その後、自宅の一

部に資料館を造り、奈良町の貴重な資料や民

具、絵看板を無料で公開しています。その一部

を紹介します。

 

入口前の狭い通路です。

 

現地でもらった観光地図です。元興寺の南西方向にあります。

奈良町資料館を赤枠で囲いました。

 

創建時の元興寺金堂(本堂)の辺りに奈良町資料館があります。

 

奈良町資料館の入口です。

 

この入口門は奈良町にかつて存在した、

防犯のための木戸で出来ています。

この辺りは旧元興寺の金堂(本堂)跡で

す。本堂は1451年に焼失しています。

 

江戸時代の奈良町の地図です。興福寺の南側に奈良町がありました。

 

十一面観音様です。

 

文豪の小説原稿展示があります。

 

江戸時代の奉行によるキリシタン禁制高札です。1711年に出されています。

隠れキリシタンを密告したらお金がもらえたようです。

 

キリシタン禁制の現代語訳です。正徳元年は1711年です。

銀500枚の価値を調べました。

 銀1枚=43匁、金一両=銀60匁から考えると、銀1枚は金

1両の約3分の2、なので銀500枚は500×2/3=約333両

になります。1両10万円として約333万円となります。こんなに

高額の賞金だったんですね。

 

赤と白のぶら下がるものは、「庚申さん」のお使いである

申(さる)のぬいぐるみです。中央の仏像は青面金剛像

(しょうめんこんごうぞう)で、昔から庚申さんと呼ばれて

います。庚申さんは災いや病魔を退治する神通力があ

るとされています。

 

庚申さんの言い伝え

中国道教の守庚申というものが、奈良時代に伝わ

り、江戸時代に民間信仰として広まりました。

庚申(こうしん)とは庚(かのえ)申(さる)のことで、

十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)の10の

要素と、十二支(子丑寅・・・)の組み合わせによる

もので甲子(きのえね)→乙丑(きのとうし)と順に

進み、壬戌(みずのえいぬ)→癸亥(みずのとい)

で一巡して最初の甲子にもどります。十二支では

12×5=60日で5回巡り、十干は10×6=60日

6回巡りで元に戻ります。

庚申の日の夜には、人のお腹の中にいる「三尸の

虫」(さんしのむし)が、寝静まる頃に体から抜け出

し、その人の悪事を天帝に告げに行くといいます。

すると、天帝が天の邪鬼に命じて、その人に罰を

与えます。なので、人々は三尸の虫が抜け出さな

いように、寝ずに番をしました。それでも心配な人

は、天の邪鬼が嫌いな「身代り申」を家の中に吊る

し、三尸の虫が嫌いなコンニャクを食べて病魔を

退散させました。

 

奈良町資料館では御祈祷済みの「身代わり申」を入った所で販売し

ていました。身代わり申の背中には願い事を書けるので、「願い申」

とも言います。最近は御祈祷されていない類似品もあるそうです。

 

館内の様子です。

 

館内の様子です。

 

館内の奈良観光ポスターより引用しました。

 

江戸時代の絵看板です。

 

吉祥天女像です。良縁・心願成就の御利益があります。

451年に焼失した元興寺の吉祥堂を、

平成元年に模擬再建しています。

 

開館時間は10時~16時で、休館日は不定休です。

入場無料で駐車場はありません。

 

今日はここまでです。明日は音声館と奈良町の風景写真です。

 

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