【東京タラレバ娘】2017年1月~3月放送のドラマランキング Part3

◆第003位 『東京タラレバ娘』
 
 評価:080点/脚本:松田裕子/日テレ/水曜22時/出演:吉高由里子・榮倉奈々・大島優子
 坂口健太郎/全10話/平均視聴率:11.4%


 『Kiss』にて、2014年から連載中の東村アキコの同名原作漫画の実写ドラマ化。

 「タラレバ」とは、「~だっタラ」「~していレバ」など、仮定の話で盛り上がることを意味しているらしく、本作の主人公の三人娘達は、女子会を繰り返し、「タラレバ話」で盛り上がっている。

 本作は、局が違うにも関わらず、2011年のフジテレビの「月9」ドラマ、『私が恋愛できない理由』と役者が被っている。

 本作の三人娘は、吉高由里子・榮倉奈々・大島優子であるが、『私が~』は、香里奈・吉高由里子・大島優子と、香里奈と榮倉が、入れ替わっただけである。

 ただし、本作の主演は吉高であり、榮倉は配役順位二位、大島の配役順位三位は変わらない。

 また、男性陣では、田中圭と平岡祐太が、両作品に出演しているが、恋愛対象は、異なっている。

 もっとも、田中と平岡は、名脇役として、出演作が多いため、被っていてもおかしくはない。

 吉高由里子の演じる、主人公の鎌田倫子は、元はADであったが、脚本家になるために、会社を辞めた。

 元の会社の先輩で、鈴木亮平の演じる、早坂哲朗に仕事を貰いながら、細々と脚本家を続けていたが、初の地上波のドラマの脚本を降ろされ、仕事に行き詰っている。

 榮倉奈々の演じる、山川香と、大島優子の演じる、鳥居小雪は、倫子の高校時代からの親友で、小雪の父の店である、居酒屋「呑んべえ」で、女子会を繰り返し、「タラレバ」話で盛り上がっていた。

 香は、ネイリストとして独立し、仕事は順調で、小雪は、「呑んべえ」の看板娘である。

 本作は、坂口健太郎の演じる、金髪の若者が、「呑んべえ」の客となり、三人を「タラレバ女」と馬鹿にするところから始まる。

 金髪の若者は、実は、「KEY」という、売れっ子のモデルで、倫子が、脚本を降ろされた、ドラマにも、役者として出演するようになる。

 終盤で、KEY=鍵谷春樹が、何故、倫子達三人に、執拗に突っかかるかが明かされる。

 鍵谷は、十九歳の時に、結婚したことがあった。

 相手は、当時、三十歳の高校時代の先生で、病に侵され、余命宣告をされていた。

 「結婚するのが夢だった」という、彼女の夢を叶えるために、鍵谷は、彼女と結婚したが、すぐに死んでしまった。

 鍵谷は、倫子達に、人生は、「タラレバ」言っている時間はないと伝えたかったのである。

 同時に、彼自身、自分が、彼女と結婚したことで、彼女が、本当に幸せだったのか、その想いに縛られ続けた、「タラレバ男」であった。

 香は、昔、平岡祐太の演じる、売れないバンドマン、鮫島涼と付き合っていたが、彼を見切り、別れた。

 そして、売れっ子になった、涼と再会する。

 しかし、涼には、既に本命の彼女がいた。

 香は、涼のセカンド女としての立場に成り下がり、悩み続ける。

 小雪は、田中圭の演じる、丸井良男と不倫の関係に陥り、苦悩する。

 倫子は、速水もこみちの演じる、バーテンダーの奥田優一と付き合うが、自分自身が、優一を好きではないことに気付き、別れる。

 そして、早坂と付き合い始め、幸せを手に入れたかに見えたが、自分の本当の気持ちを、早坂に思い知らされる。

 吉高・榮倉の朝ドラの主演女優の二人に、2018年の大河ドラマの主演、鈴木亮平と、豪華キャストの揃いぶみだけあって、面白かった。


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