“中居的”ポジションにTOKIO・国分が就任? 『ビビット』ジャニーズJr.企画の既視感

 7月26日、27日に放送された『ビビット』(TBS系)では、夏休み特別企画として、2日間にわたってジャニーズ特集が組まれた。

 初日は、<必見 ジャニーズレッスン場を大公開>ということで、新しくできたレッスン場にTOKIO・国分太一が潜入し、レッスンに励むジャニーズJr.たちの様子を取材した。2日目は、<アラフォージャニーズ座談会>と称し、同じTOKIOの城島茂、山口達也、V6の坂本昌幸、長野博を迎え、かつて光GENJIのバックなどを務め、「平家派」という名でも活躍した同世代ジャニが集結した(井ノ原快彦は、裏番組のNHK『あさイチ』と丸かぶりのため不在)。

 初日放送で、太一は「Jr.の子の名前が1人もわからないという状況でございます」と話し、新しいレッスン場も初めて行くという。エレベーター前に設置された「ムーディーなブクブク」(ライトアップされた水槽)に興味を示しながら、全3フロアあり、ローラースケートや楽器の練習ができる部屋もあるというレッスン場にいよいよ潜入。出迎えたのは、Jr.とダンスの先生として有名なサンチェだ。

東京B少年、HiHi JET、Mr.KINGら注目の若手が揃っているあたり、地上波の情報番組でお披露目する「ショーケース」的な意味合いもあるロケなのだろう。ベテランのSnow ManやTravis Japanのメンバーもいた。Jr.のレッスン費は無料というトークでは、「ということは、僕が朝『ビビット』やってるお金がそちらに行って……」と、太一が“いやらしさ”を発揮し「みんな僕に感謝するということも大事だからね」と、「ありがとうございます」を強要。また、「踊っちゃう?」とサンチェに促された太一は、久しぶりに若手Jr.をバックにダンスしたりもしていた。

Jr.内のグループ・ユニットに所属していない、いわゆる「無所(属)」のJr.にも太一はインタビューすることになり、瀧陽次朗(12歳)、福島北斗(18歳)、今村隼人(18歳)、そして2006年入所だが「あきらめずにがんばる苦労人Jr.」的なポジションとして、渡辺大輝(22)に話を聞いていた。

 大先輩が頑張るJr.を訪問して、いじったり、わちゃわちゃしたりするパターン。これって、今までは中居正広が担当することが多かった気がする。滝沢秀明以下の世代だと、コンサートや舞台でJr.と共演する機会も多そうだから、「知らない世界を探訪」する感じを出すのは難しいだろう。SMAP解散で、そういったポジションにも微妙な変化があったんだろうか。

 そういえば、TOKIOのレギュラー番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)では、今年に入ってから、「ジャニーズ年表」を作るコーナーが続いている。ゲスト出演した後輩ジャニに入所時期を聞いて、年表を作りあげていっているわけだが、こうして先輩後輩の関係を“交通整理”して、視聴者へ時間をかけながら印象付けているのかもしれない。今後は、その関係を踏まえた上での笑いや、先輩後輩いじりも増えていきそうだ。

 ところで、このロケでJr.あこがれの先輩アンケートで、「太一くん」と答えたJr.はゼロだった模様。ある意味で定番の「おいしい」流れだが、これもまた、中居的かも。
(太田サトル)

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