岩村城の紹介6 最終回 佐藤一斎

昨日の続きです。

 

ピグ花火大会で、花火を上げました。

7月29日午後9時頃

 

それはさておき、

今日は江戸時代の岩村藩士出身の、

有名な朱子学者で陽明学にも通じた

佐藤一斎の紹介です。

 

岩村城の山麓藩主御殿跡にある佐藤一斎の像です。

 

復元の知新館表門の横に銅像があります。見えていません。

 

弟子の渡辺崋山筆の佐藤一斎(1772年~1859年)の肖像画です。

 

佐藤一斎
1772年11月14日に佐藤信由の次男として、江戸浜町(中央区日本橋浜町)

の岩村藩邸下屋敷内で生まれました。生家は代々藩の家老を務める家柄です。

一斎も1790年より岩村藩に仕え、のちに大坂に遊学、中井竹山に学びます。

1793年に、藩主・松平乗薀(のりもり)の三男・乗衡(のりひら)が、公儀儒官

である林家に養子として迎えられ、当主(大学頭)として林述斎と名乗のりました。

一斎も近侍し門弟として昌平坂学問所に入門します。1805年には塾長に就き、

述斎と共に多くの門弟が出来ました。
儒学の大成者として公に認められます。1841年に述斎が没したため、昌平黌

の儒官(総長)を命じられます。今でいえば東大の総長のような存在でした。彼

は朱子学が専門ですが、その広い見識は陽明学まで及び、学問仲間からは

『陽朱陰王』と呼ばれました。門弟が3000人と言われ、一斎の弟子としては、

山田方谷、佐久間象山、渡辺崋山、横井小楠など、いずれも幕末に活躍した

有名人がいます。将軍侍医の杉本宗春院とも親しかったと言います。
また、一斎は常に時計を持ち、時間厳守を第一とする厳格な性格の持ち主で

した。「蛮社の獄」では、無実の罪で窮地に落ちいった、門弟の渡辺崋山を

首尾一貫して擁護する対応を取らなかったので、特に明治以降「言行不一致」

と批判される事となります。
1854年の日米和親条約の締結交渉では、大学頭・林復斎(述斎の六男)を

補佐しています。1859年10月19日に88歳で死去しました。三男・立軒の

次女・士子(ことこ)は、実業家の吉田健三に嫁ぎ吉田茂の養母となりました。
「言志四録(げんししろく)」の著者としても有名で、「言志四録」は一斎が後半生

にわたり記した随想録です。指導者のための指針の書とされ、西郷隆盛の愛

読書でした。「言志四録(げんししろく)」とは『言志録』、『言志後録』、『言志晩

録』、『言志耋(てつ)録』の4書の総称です。
 

 

言志四録(げんししろく)の言葉

 

「一灯をさげて暗夜を行く。暗夜を憂うなかれ、一灯を頼め」

 

意味はひとつの灯りを提げて暗い夜道を行く時、暗夜を嘆いても暗夜その
ものを変えることはできない。われわれにできるのは、自分が手にしている

一灯を頼りにして、ひたすら前に進むことだけだ。

 

 

「われまさに人の長所を見るべし。人の短所を見るなかれ」

 

意味は人の短所を見ても自分の進歩には何の役にも立たない。しかし、

人の長所を見れば、学ぶべき点がわかり、また目標や励みにもなるので、

自分の進歩にも役に立ちます。

 

 

「 富人をうらやむこと勿れ。かれ今の富は、安くんぞその後

の貧を招かざるを知らんや」

 

意味は金持ちを羨んではいけない。今は金持ちかもしれないが、将来

没落し貧しくなるかもしれない。貧しい人を侮ってはいけない。今は貧乏

かもしれないが、将来財産を築くかもしれないのだから。

 


「春風を以て人に接し、秋霜を以て自ら慎む」
 

意味は人には春風のように接し、自分には秋の霜のように厳しくなければ

いけない。

 

 

「人の過失を責むるには、十分を要せず。宜しく二三分を

余し、渠れをして自棄を甘んぜず、以て自ら新たにせん

ことを覓め使むべくして可なり」

意味は人の過失を責めるときには、徹底的に責めるのはよくない。二、

三分は残しておいて、その人が自棄にならずに、自分で改め、立ち直る

ように仕向けてやるのがよい。

 


 「小にして学べば荘にして為すことあり。荘にして学べば

老いて衰えず。老にして学べば死して朽ちず 」

 

 2001年(平成13年)5月に、総理大臣に就いて間もない小泉純一郎が、

衆議院での「教育関連法案」審議中に、言志四録を引用して、知名度が上

がりました。意味は若い頃から学べば、壮年になって大きなことを成し遂げ

ることができる。壮年になってから学べば、年老いても衰えることなく活発に
生きることができる。年老いてから学べば、死んだとしても不朽の評価が

得られる。これは論語にもよく似た言葉があります。

 


これで岩村城の紹介を終わります。明日からは蓮の花などの、夏の花写真です。
   

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