東京ダービー馬 奇跡の戴冠!

 夏のダート3歳頂上決戦

「第19回ジャパンダートダービー」(G1、2000メートル)が

12日、東京・大井競馬場のナイターで行われ、

5番人気ヒガシウィルウィン(牡=船橋・佐藤賢)が快勝。

地方馬の優勝は10年マグニフィカ以来、7年ぶり5度目。

東京ダービーとの2冠達成は

99年オリオンザサンクス、01年トーシンブリザードに次ぎ3頭目。

重賞は5勝目。

2着は4番人気サンライズソア、3着は2番人気タガノディグオのJRA勢。

1番人気サンライズノヴァは6着に終わった。(スポニチアネックス)

 道中は好位につけ、

4角を5番手で回ったヒガシウィルウィンが直線で着実に差を詰める。

ゴール前はサンライズソアとの追い比べ。首差制して堂々の戴冠だ。

ゆっくりとホームストレートをウイニングラン。

鞍上には初騎乗の本田正重(29=船橋)。

負傷休養中の主戦・森泰斗に替わって手綱を取り、

G1でダートグレード初制覇を決めた。

 「騎乗依頼を受け、驚きと喜び、

プレッシャーを感じながら毎日この日のことを考えていた。

道中から追ってはいたが手応えはあった。

前から離されないようにしようと。

馬が頑張ってくれたし、泰斗さんの分まで追った」

と本田は顔をくしゃくしゃにして喜んだ。

 指揮官・佐藤賢師はトーシンブリザードも管理した名伯楽。

「4、5番手でじっくり脚をためて、4角を回ったら外に出してくれ。

絶対に伸びるから信じて乗ってくれ」と鞍上に伝えていた。

「うれしいの一言。

移籍後、一戦ごとに良くなり、全体的にパワーアップしている。

この後は秋まで放牧休養。次走はそれから考える」と佐藤賢師。

今年は11月に同じ大井2000メートルでG1・JBCクラシックが開催される。

師は「中央馬を負かしたいね」と笑顔で締めくくった。

 ▽ヒガシウィルウィン 

父サウスヴィグラス 母プリモタイム(母の父ブライアンズタイム) 

牡3歳 船橋・佐藤賢二厩舎 馬主・MMC 

生産者・北海道新ひだか町グランド牧場 

戦績14戦7勝(南関東6戦4勝) 総獲得賞金1億4661万円。

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