80歳の鉄オタが豪華寝台列車「四季島」を批判

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JR東日本の豪華寝台列車「TRAIN SUITE 四季島」が各所で話題だ。特に注目されているのは、その豪華な施設やサービスだ。1泊2日のコースでも1人32万円から、3泊4日の場合は最高で142万5000円と、高額である。

「なぜマスコミは四季島を絶賛する記事ばかり書くのか。ネット上にも批判はあるのに、報道内容は世論とかけ離れているのではないか」という意見が、このたび当サイトに読者から寄せられた。

ネット上のニュースサイトの記事に限って見ても、ほとんどが肯定的に扱っていることは事実のようだ。例外は、2017年5月13日の「週プレNEWS」の記事だろう。「豪華寝台列車ブームに鉄オタが喝!『完全に金持ち優遇で、ホント、頭にきますよ!』」と題して、鉄道ファンからの批判的な声を紹介したものである。

他のメディアについても調べてみたところ、東京新聞が読者投稿欄にて、批判的な意見を紹介している。投稿者は80歳の男性で、自身も鉄道ファンであるという。「度を越して贅を尽くした造りとなっていて、とても庶民には手の届かぬ料金」と形容している。

「果たして、そんな列車を造る必要がどこにあるのでしょう。これはまさに格差社会をストレートに認め、豊かな人々をより楽しませるだけのサービスにほかならないのではないでしょうか」。四季島は「未だ復興半ば」の東北を走るが、「豪華檜風呂にくつろぐ人々は、その時何を考えているのでしょうか。その感覚の乖離が恐ろしいです」という。

本当に「地域を元気にしたい」ならば、停車駅を増やして各地の産品を買ってもらった方がよいのではないかと提唱。「檜風呂まで備えた超豪華列車が、あっという間に通り抜けただけで、東北が元気になれるのであれば、そんな楽なことはありません」。むしろ、安全やサービス、「庶民に反発されない料金」が求められているのではないかと結んでいる。
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そういう人たちを乗せないための価格設定

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